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グリーンネックレスの調子

多肉植物の本にはグリーンネックレスは
「春秋型」となっています。
日本の標準的な「春秋」は
おそらく飛騨ではちょっとズレます。
花の本を読んでいても花木の本を読んでいても
観葉植物の本を読んでいてもタニクの本でも
「関東以西では外でも越冬可能」
という表記を見かけることがありますが
そもそも岐阜県は当てはまるのだろうか?
同じ岐阜県でも岐阜と高山は別世界。
いやいや飛騨では無理!ということもしばしば。
少しでも暖かい地方がうらやましいです。
そしてグリーンネックレスですが個人的には
秋でも寒くなりかけたころ
春でも暖かくなりかけたころ
つまり飛騨では冬の始めと終わりころが
とても調子良い気がしています。
花芽をつける株がこの晩秋から初春に多いことも
そう感じる要因かもしれません。
年間を通して人気のグリーンネックレスですが
「枯らしてしまった」
というお声もよく伺います。
まず日光が不足し過ぎて軟弱になった株は
グリーンネックレスも含めて多肉植物は
体力が無くて蒸れにも暑さにも寒さにも…
いろいろなストレスにおいて弱くなります。
グリーンネックレスは強い直射日光では
日焼けをしたり色が悪くなることがあるのですが
やはり多少は日光浴は必要です。
当店ではなるべく日光好きな他のタニクと
寄せ植えをしないようにしています。
寄せ植えにグリーンネックレスが入っていると
お客様にタニクの寄せ植えを販売する際に
「よ~くしっかり日に当てて下さい!」
と言いづらいからです。
グリーンネックレスも日光浴をさせますが
朝だけ日が当たる場所や窓越しなど
他のタニクと置き場所を変えています。
本当はかわいいので
プリプリの玉を寄せ植えしたいですが!
そして水のやりすぎは言うまでもなくNGですが
風通しも大切です。
お客様に状況を伺うと
特に夏、留守の間の暑い室内で
蒸れて枯れるパターンが多い気がします。
晩秋から初春は気温が低いこともあり
余程の加湿された場所でない限り
室内で育てやすい植物だと思います。
小さな緑の玉がコロコロっとして
垂れ下がっていく姿はとてもかわいらしく
花言葉は「健やかな成長」
そう言えば昨年は秋に
「ネックレス特集」という企画をやりました。
とにかくいろんなネックレスをいろんな鉢に植え
たくさんお店に飾っていたら
チラシか看板をご覧下さって
「宝石のネックレスがあるのかと思ってた」
と勘違いされたお客様と爆笑した覚えが…
今年は「ドルフィンネックレス」も初めて入荷し
こちらもとても育てやすくてネックレスの中でも
一番に花芽をつけ始めています。

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