種からタニク
このセルポットの中に
小さな小さなタニクがいます。
地味な色なので分かりにくいですね。
しかしこれでも分かりやすくなってきた状態で
ようやく5ミリくらいになりました。
これが大きくなると…
ジャーン!! こちらです!!!
アナカンプセロス 「吹雪の松」です。
一日中ハウスで日光浴しているおかげで
色もツヤもいい感じです。
ここまで育つのに2~3年でしょうか。。。
あの赤ちゃんがお店へ行ける日はずっと先です。
しかも「その2~3年で枯らさなければ」です。
気長にお世話します。。。
種から育てた植物を「実生 みしょう」
実生でふやすことを「実生繁殖」と言いますが
時間はかかります。タニクの場合はすご~く。
でも、種はいろんな可能性を持っているはず。
そう考えるとクローンである挿し木より
ロマンがありますね。
こちらのタニクは優秀なんです。
毎年、ダイナミックな花を咲かせ
勝手に受粉して種をこぼしてくれます。
挿し木も比較的容易で性質も丈夫。
そして画像でも見受けられますが
意外にもモシャモシャとうぶ毛が出てきたり…
それに何より美しい!
昨年もお店の中でも売れっ子でした。
あの赤ちゃんは当分無理ですが
今年も販売できますように。。。
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